2019年9月4日
【文科省委託事業】超大学@上智大学
超大学@静岡大学
静岡大学の学生さんたちと「超大学」を実施しました。
※「超大学」とは、年齢・性別・社会的立場などに縛られず、テーマについて自由に発言し、
さまざまな角度から考察する機会をそれぞれの中に生み出す会議です。
知的障がいのある人たちにとっての「大学」という場所やそこで学ぶ「大学生」は、
憧れであったり、関心を持つ対象であることがよくわかる機会となりました。
「大学生に聞いてみたいことがあります」という前置きで質問を投げかけたり、
大学という選択肢が自分にはなかったと訴える人がいたり、
反応にはもちろん個人差はあったが、前のめりな発言が多くありました。
一方、障がいのある人たちとの接点をほとんど持たない大学生にとって、
彼らと会話をすること自体が初めての経験で感じ入るところもあったようです。
しかし、それ以上に彼らからのまっすぐな問いかけは、
“障がいのある人からだから” ということは一切関係なく響いており、
翌日の授業まで尾を引いて話題に上がるほどだったようです。
障がいのある人の学びの機会となり、さらに大学生にとっても学びの機会となりました。
《日時》2019年9月4日(水)
《会場》静岡大学
《参加者数》17名