2023年6月30日

【文科省委託事業】宮城県仙台市「生涯学習基礎研修」の講師として仙台市に行って来ました!

宮城県仙台市の教育局から「生涯学習基礎研修」の講師依頼があり、仙台市に行って来ました。
こちらの講座は、仙台市の市民センター職員さんや社外教育施設職員さんなどを対象にした講座で、参加者は約30名。
「社会が支える学校教育終了後から生涯にわたる継続的な学びについて」という長ーいタイトルのもと、学びの会のなっちゃんやももせさんと一緒に、参加者のみなさんと学び合う時間を持ちました。
学びの会で大切にしている「当事者から学ぶ」ということ。当たり前のようでいて、こうした「講師」という立場に知的障がい(があると言われる)当事者が立つことは、なかなか難しいことなのですが、今回、仙台市にて実現!(さすが仙台市!)
ももせさんから「新しい社会参加のカタチ」、なっちゃんから「超大学」をテーマにお話をした後、グループワークには、これまで活動して撮りためた『くらしのちぐはぐ研究室』の動画を採用し、当事者の「困りごと=ちぐはぐ」について、みんなで考えました。
「こんなとき、いったいどうしたらいいんだろう?」という問いかけに、「この経験、わたしもしたことある!」「どっちの立場の気持ちもわかるな」「このちぐはぐって、障害の有無に関係ないかも」「うーん、どうしたらいいんだ…」「グループの中でも意見が違ってちぐはぐするな」などなど、いろいろな考えがたくさん出て来ました。
わたしたちの研修は、なにかわかりやすい「答え」のようなものをお伝えするのではなく、参加者それぞれの中に新たな問いを生み出すことを狙いとしています。答えのない問いにも、ひるまず仲間とともに挑んでいってほしい!(わたしたちのように!)との願いを込めてチカラを出し切り、3時間の研修は無事に終了しました。
研修の後は、仙台名物の牛タンをたらふく食べて、帰りました!厚切りで最高でした♡
9月は群馬県にて研修予定です。
素敵だなーと思った自治体のみなさん、ぜひご依頼をお待ちしております。
お問い合わせもご遠慮なくどうぞ。
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