2021年8月4日

【i-LDK】意思疎通条例検討部会に委員として参画

【i-LDK】
練馬区では今年度、
『仮称・意思疎通条例検討部会』が設置されています。

昨日、第1回目が開催されたのですが
な、なんと!
学びの会から 百瀬さん と なっちゃん が
委員として参画しています。

『な、なんと!』と書いたのは、
練馬区に設置されている障害者自立支援協議会を
はじめとするさまざまな会議体は
何故か、知的障がい当事者だけ
委員として参画していない現状にあるからです。
(これは練馬区だけではありません)

今年から新しくなった練馬区障害者計画は
2019年度から自立支援協議会や懇談会などで
区民や関係する方々により検討されてきましたが
知的障がい当事者は こうした場に参画しておらず

唯一の機会である障害者基礎調査はというと
ためしに i-LDKでみんなでやってみたものの
見たことも聞いたこともない専門用語がならび
(実際、保護者や介助者が半数以上回答している状況)
いったいどうしたら当事者である私たちの意思を
伝えられるのだろうか…考えてきました。

そして昨年度、i-LDKでは『障害者計画勝手に検討会』
という会議を独自に設置し
その名の通り誰にも頼まれていないのに
勝手に検討しては 意見を練馬区に届けるという
そんな活動をしてきました。

たとえば、障害者基礎調査や報告書の検討では

「調査する時は ふりがながふってあるのに、
報告書にふりがながないのはどうしてだろう?」

「サービスとか、いろいろと言い方がへん。
こういうの、ぼくたち教えてもらってもない」

「話を聞きたいときは、紙を配らないで
直接聞きに来てもらえたらいいのにね」

などなど、いろいろな意見を届けてきました。

私たちにもみなさんと同じように
ひとりひとりに意思があり
一方的に与えられるだけではなく
計画とか地域とか社会とか
創るときから一緒に参画していきたいと
思っていること

これからもいろいろな活動を通して
地道に丁寧に伝えていきたいと思っています。

今回の意思疎通検討部会への委員参画は
こうした活動によって開拓することができた
大きな1歩であるとともに
思うように意思を届けることができない
わたしたちだからこそ参画する意味があると
考えています。

検討部会で2人がお話したことや
会議に出てみた感想など
またあらためて お伝えできたらと思っていますので
どうぞ おたのしみに😊

《仮称・意思疎通条例検討部会》
まだ専用ページができていないようですが…
https://www.city.nerima.tokyo.jp/…/030623z…/03062308.pdf

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