2024年1月14日

障害者計画素案説明会を開催しました!

練馬区では、障害者がゆたかに地域で生活することができるよう、障害者計画が策定され、様々な支援が提供されています。
この障害者計画は、「障害者基礎調査」「障害者計画懇談会」や「自立支援協議会」での協議内容をベースにつくられているのですが、昨年10月に公開された最新の「障害者基礎調査」をみると、調査票の記入者・知的障害区分では「本人の意向を考えながら家族や介助者が記入」が、昨年とほぼ横ばいで60.6%。当然ながら、家族・支援者と本人の意向は違うこともあるので、自分たちの想いを届けよう!と、知的障がいのある(と言われる)本人たちが意見を直接届けられる「障害者計画素案説明会」を開催しました。
通常、メールやフォームから送らなければいけないパブリックコメントですが、練馬区の取り計らいで、この場の発言をパブリックコメントとして取り扱ってくれることになりました。(素晴らしい!)
いろいろな意見が出ましたが、その中からいくつかご紹介します。
◆体力づくりと作業学習ばかりで、読み書き計算などの基礎学力を学べないまま社会に出てしまって、職場で困っています。どこでどうやって学んでいけばいいですか?
◆特別支援学校から卒業して、大学に行けませんでした。大学のようなところをつくってほしいのですが、計画にありますか?
◆10年くらい継続して働いていますが、最近、自分がなんのために仕事をしているのかわからなくなってきました。上司に相談してみても、なにも変わっていません。特に問題が起きているわけではないので(安定して働けている人として考えられているため)、就労支援の担当者も職場に来たりしないけど、本当はとてもつらい思いをしていることを知ってほしいです。
◆相談件数が増加していることで現場はひっ迫し、丁寧な対応ができないということもあるかもしれませんが、相談支援センターでは相談にならなかったといった相談を受けています。今後、相談支援体制を強化する計画であれば、当事者を会議に参画させたり、個別にヒアリングをするなどして、どうやったら安心して相談できるようになるかを検討し、改善していくことが大切だと思いますが、どうでしょうか?
◆ここで話をした自分たちの意見が、どうなったか(計画に反映されたかどうか)について、どうやったら確認できるんですか?
参加者はみんな、自分の想いを熱く語っていました。
そして、練馬区の方は、とても真摯に話を聞いてくれました。
うまく話せなくても、話が脱線してしまっても、相手が理解してくれると信じて、自分の想いを伝えるということは、とても大切です。障害者計画は、知的障がいのある(と言われる)人たちのための計画なのですから、今後もこうした機会を積極的につくっていきたいと思います。
※練馬区障害者基礎調査(R5.10)
※パブリックコメントは明日締め切りです!