2021年8月3日
【MoreTimeねりま】性教育
先日、性教育のプログラムがありました。
女性グループと男性グループに分かれて、ひとりひとり自分の体験を話しました。
話し合った内容は、女性グループは生理やナプキンなどについて、
男性グループは子どもが生まれるための受精のしくみや精子のことなどについてでした。
学生の中にはもちろん、みんなの前でそういうテーマを話すのが
「恥ずかしいな」「話したくないな」という様子の学生もいました。
自然とみんなそういう学生の気持ちを認めて、無理強いすることはありませんでした。
「話したくない気持ち分かるなぁ。学校に行っていた時に
(当時の学校の)男子から、からかわれたことがあるから」と話す学生もいました。
誰かが話すとき、ほかの学生は話している学生の言葉に耳を傾けて、聞いていました。
ひとつのテーマでも、みんな体験していることはひとりひとり違います。
もちろん共感することもあります。
その後、また別の日の性教育のプログラムで、
女性グループのひとりの学生が、みんなを代表して発表しました。
生理が来るまでに、女性の体の中で起きていることを、
エプロンシアターをつかいながら男性たちに向けて説明し、
生理になると、眠くなることや気持ちに変化があること、体にも変化があることを話しました。
ほかの学生は、「こんなこともあるよ」と説明をさらに補足してくれました。
男性たちには、ナプキンを実際に手にとって、さわってもらいました。
男性たちからは「ナプキンを触るのも初めてだよ」「毎月、女性は大変なんだね」
といった声がありました。
次回は、男性グループの発表です。
今度は、女性が男性のからだのことを知る機会になります。楽しみです。